富田っ子ブログ

富田の青大豆を使って調理実習

まず初めに、本日5年生の調理実習を助けてくださった、連合婦人会の皆様、加西市栄養士会の皆様、まちづくり協議会の皆様、生涯学習課の皆様、保護者の皆様にお礼を申し上げます。

 

さて、皆さんは、富田の青大豆やそれを使ったお味噌があることをご存じですか?

富田小学校の5年生は、富田校区の食品が加西市内の学校給食に使われていないことを知って、衝撃を受けました。

そこで、情報収集をすると、どうやら、富田校区には青大豆という大豆があって、昔は、それが、学校給食に使われていたということがわかりました。

そして、今もまちづくり協議会の皆さんが、その伝統を繋いでいらっしゃるということがわかりました。

 

子どもたちは、この青大豆や、お味噌をぜひ給食に出してもらいたいと学習を重ねてきました。

まちづくり協議会の方から種を分けていただいて、

自分たちで青大豆を育ててみることにもチャレンジしました。

 

その中で、連合婦人会の皆さんや、栄養士会の皆さんが力を貸してくださることになり、

その力を借りて、味噌料理を作る。

保護者の人と一緒に作ることで保護者の人にも味噌を知ってもらう。

おいしかったレシピは、給食センターの栄養教諭に知らせて給食に出してもらう。

ことを狙って本日の調理実習が決まりました。

 

普段の調理実習では、クラスの児童分しか食器は使いませんが、今回は50人近い人数が集まります。

調理室中の食器を集めて、きれいに洗いました。そして、青大豆を水に浸して調理ができるようにした準備をしました。

今日は子どもたちが授業を受けている朝9時ごろより、婦人会と栄養士会の皆さんが学校に来られて、調理の下準備をしてくださいました。

そして、10時過ぎに児童と保護者が合流し、実習開始です。

 

実習の始まりの自己紹介から、地域にお住まいの知っている方もいて、児童はとてもうれしそうでした。

まずは、児童から、今日までの学習について、まとめたプレゼンを見てもらいました。

5年生の思いに頷きながら聞いてくださいました。

 

いざ調理開始です。

今日の献立は、栄養士会の皆さんが考えてくださった

「作ってM・I・S・O!食べてM・I・S・O!」

青大豆の炊き込みご飯 味噌チーズグラタン 味噌汁 野菜の肉味噌ディップ 豆乳ブラマンジェ

の5品です。

なかなかのボリュームです。

 

お家の方や、婦人会、栄養士会の皆さんと一緒にするお料理はとても楽しそうで、なんだかやさしさのあふれるとても居心地の良い空間になりました。

 

最後はみんなでいただきます。

 

一つの教室にこんなにたくさんの人が集まることの少ない富田小学校ですが、今日はとても賑やかで楽しい調理実習となりました。

 

 

本当に長時間、児童の活動を助けていただいてありがとうございました。

 

さて、今度は最後の取り組み、

栄養教諭の先生にプレゼンです!さて、富田の青大豆は給食のメニューに入ることができるのでしょうか??

 

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