感動いっぱいの２学期に！（学校だより　わかば９月号より）

　長かった夏休みも終わり、一年間で最も長い２学期が始まります。夏休みを終えて、それぞれに成長した子どもたちの活躍を期待しながら始業式を迎えます。

 

　2学期、学校では子どもたち一人一人の成長を願い、多くの行事を計画しています。中学部･高等部の『修学旅行』､小学部の『宿泊学習』､中学部２年生の『トライやる･ウィーク』､小学部５・６年生と中学部の『自然体験活動』､そして､『トリムランニング大会』『学習発表会』『わかばフェスティバル』などです。

 

　友だちや先生と一緒に生活する学校だからこそ、これらの行事を通して身に付けられることがあります。それは、周りの人と協力して、一つのことを成し遂げようとする気持ちや態度です。様々な行事とそれに向けた準備･活動の中で、人とつながり、一緒になって、喜びや苦しみ、達成感等を共有してほしいと思います。きっと強い絆が生まれ、『実りの秋』にふさわしい、感動いっぱいの２学期になることでしょう。

 

　残暑厳しい『晩夏』に始まり、『実りの秋』を過ごし、寒さ厳しい『初冬』へと向かう季節の移り変わりを感じることができる２学期。また、９月は、夜が長くなっていくことから、『長月』と言われてきました。わたしたちも、子どもたち一人一人の小さな変化も感じ取り、寄り添い、そして、秋の夜長の月のように、子どもたちの心を明るく照らし、支援していきたいと思います。

 

　保護者や地域、関係機関の皆様におかれましては、今学期も一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

学校長　 多田　俊朗

　2023年8月28日