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子どもたちにメッセージを・・・(学校だより わかば7月号より)

 学校では、毎日、子どもたちの活躍が見られます。すてきな姿に出会った時には、「ありがとう」「うれしいなあ」と、声をかけるのはもちろんのこと、もうひとつ大切にしていることがあります。それは、「毎日、水やりをしているね」「いつも気持ちのよいあいさつをしているね」「隅々まできれいに掃除をしているね」と、見たままを伝えることです。これは、「いつも見ているよ」という承認のメッセージです。すてきな言動を肯定的に受け止め、伝えることで、子どもたちは、認められているという安心感を深め、『できた』『役に立っている』と実感します。これは、自信、新たな挑戦、そして自立へとつながっていくことと思います。

 

 同じような場面は、家庭の中にもあることでしょう。身支度やお手伝いなど、自分の役割を果たしている姿には、「成長したなあ」という頼もしさも感じるのではないでしょうか。そんな時、「ありがとう」の言葉とともに、「いつも見ているよ」「いつも ~ してくれているね」というメッセージを添えてやってください。

 

 家庭も学校も、目標はその子に応じた自立を実現することにあります。3週間後には、長い夏休みを迎えます。ご家庭でも、子どもたちにメッセージを・・・。

学校長 多田 俊朗

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