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一人一人の成長を願って(学校だより わかば5月号より)

 桜の花とともにスタートした令和5年度も1か月が過ぎ、子どもたちは、新しい環境にも少しずつ慣れ、自分らしさを発揮しながら明るく元気に学校生活を送っています。

 

 さて、近頃は町中で大きな鯉のぼりがあがっている風景を見る機会が少なくなりましたが、地域の取組で、子どもへの願いを込めて、河川に鯉のぼりをあげている風景を見かけることがあります。さわやかな5月の風を受けて色鮮やかに悠々と泳ぐ姿は圧巻です。

 

 もともと鯉のぼりは、江戸時代中期、子どもの健やかな成長を願って町民が始めたものと言われています。中国に古くから伝わる登竜門の伝説になぞらえ、竜門の滝を登り切ると鯉が竜になるように、我が子も成長してほしいとの願いが込められたものだそうです。

 

 本校でも同じです。子どもたちの健康を願いつつ、鯉のぼりのように・・・、校歌のように・・・、一人一人がその子らしく、『強く強くたくましく伸びる子』『強く強くやさしい子』に育ってくれるよう、職員一同、適切な指導・必要な支援に努めてまいります。今年度もご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

学校長  多田 俊朗

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