「トライやる・ウイーク」ありがとうございました。

　今年で２０年目を迎えた「トライやる・ウィーク（6/5～6/9：一部6/10 ）」が終了しました。

　忙しい中、生徒たちを受け入れていただきました２６の事業所の皆様、本当にお世話になりました。「一週間という短い期間では、生徒たちが目に見えて変わる」ということはありませんが、教室では学べない「何か」を感じ取り、今後の自分の進路や生き方に活かしてくれるであろうと期待しています。今後とも温かく生徒たちを見守っていただければ幸いです。

　また、保護者の皆様には、お弁当の準備や冊子の「活動の記録」への感想記入等、ご協力ありがとうございました。期間中、学校職員との連絡が十分ではなく、ご迷惑をおかけしたご家庭もあったようで申し訳なく思っています。

　この「トライやる・ウイーク」の趣旨は、社会的なルール、倫理観、善悪の判断、自己責任の自覚、自律・自制の心等の「心の教育」を、教室で教え込む教育ではなく、「トライ・やる」という活動や体験を通して、自分なりの生き方を見つけられるよう支援していくことにあります。

　従いまして、事業所内での活動だけでなく、事業所への行き帰りや帰宅後の連絡網等も、「トライやる・ウイーク」の大切な学習であるという認識のもとで指導しておりますこと、また、この「一週間」が生徒たちにとって、意義深い体験となるも、ならぬも、今後の指導にかかっておりますことをご理解いただき、今後ともご協力をよろしくお願いします。

（学校長）

未分類　2017年6月12日