PTA教育講演会 “あきらめない心” 伊藤真波氏

PTA教育講演会 “あきらめない心” 伊藤真波氏

10月13日(木)PTA参観授業の後、体育館で教育講演会が開催されました。

北京およびロンドンパラリンピックの100m平泳ぎ入賞、そして世界初の義手の看護師として活躍され、現在はママとして育児に大忙しの伊藤真波さんをお招きし、講演をして頂きました。キラキラとした笑顔がとても印象的でした。“あきらめない”ということは簡単に口にはできますが、その本当の意味や、人の絆の大切さなど人生について深く考えさせられる講演でした。泉中学校生徒の心に、自分たちの未来を強く、たくましく切り拓いていくための種がまかれたことと信じます。dsc04105

生徒の感想文を掲載しました。読んでください。

◇一番心に残ったのは、「私は輝く人になりたかった。みんなはどんな人になりたいですか?私は輝く人になりました!」と胸を張って話された伊藤さんの姿です。講演で、“なりたい自分”とは何かを改めて考えさせられました。伊藤さんのように、常に前向きで、まわりを笑顔にできる人、そして自分の意志を貫くことができる心の強い人になりたいです。

◇今日の話を聞いて、私は自分ではやっている、頑張っているつもりでも、ラインを決めて最後までやりきっていなかったんだと思いました。そして、自分は嬉しい時一緒に喜んでくれたり、落ち込んでいる時に話を聞いてくれたり、数え切れない友だちや先生、家族、周りの人たちに支えられているんだということを改めて考えさせられました。

◇難しいことからすぐ逃げ出す自分。ある程度やって後は流す自分。挑戦せずすぐあきらめる自分。本当に今の自分は情けないと思います。これから大人になっていきます。伊藤さんのように、強く輝いた大人になりたいです。

◇伊藤さんの「どんな大人になりたいですか?」と言う言葉が一番心に残りました。伊藤さんは堂々としていて、キラキラとして格好いいなと思いました。私もあんなに堂々と自分の人生を語れるような大人のなりたいと思いました。

◇義手をつけながら、看護師という大変な仕事をされているのはすごいなあと思ったし、私はそういう障害がないのにすぐにあきらめたりするのは、少し情けないなと思えるようになりました。バイオリンの演奏は、義手でもこんなに人を感動させる力があるんだなあと思いました。私の夢は看護師になること。様々な困難に立ち向かうことがあると思うけど、あきらめず、自分を信じて夢を叶えて輝ける人になりたいです。

◇義手をつけてのバイオリン、看護師の仕事は世界で1人といわれていたけど、それdsc04108ができるまでに時間は、私には想像できないくらいつらかったと思います。でもあきらめずに自分の苦手なことに正面から向き合おうと取り組んでおられる姿を見て、「本当に格好いいな、自分もなりたいな」と思いました。

◇片方の腕を失っても水泳や看護師さんをされているのに、私はサボったりあきらめたりする自分がどこかにいたと思います。中学1年生でいられるのはあと少しで、その間に挑戦したいことは一杯あります。いつかかっこいい大人になるために、今、目の前にあることから逃げずに挑戦していきたいです。

 

 

 

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