全校朝集の話から⑬(中秋の名月)

全校朝集の話から⑬(中秋の名月)

 秋が深まり、朝夕がめっきり肌寒く感じてきました。

 さて、「中秋の名月」とか「十五夜」という言葉を聞いたことがありますか?

 「中秋の名月」とは、旧暦8月15日の夜に見える月で、十五夜とも呼ばれ、ほぼ満月に近い月です。現在では、9月か10月になります。秋分の日以前で、一番近い新月(太陽と地球の間に月が入り、月が完全に欠けているとき)の日を1日目として、15日目が中秋です。月の高さが丁度よく、空気が澄みわたり月が鮮やかに見え、一年で一番きれいな月だと言われています。

 今年の中秋の名月は、今週10月1日(木)の月です

 日本では、月でウサギが餅つきをしている、と言われています。しかし、どう見ても私にはウサギに見えなくて、あまり意識していませんでした。

 ある時「天の羊」(林完次 著)という本に出会い、ヨーロッパでは美女の横顔に見えるというのを読み、満月をよく見るようになりました。美女かどうかは別として女の人の横顔に見えます。しかも、二人います。ただ二人は同時には見えません。

 10月1日、中秋の名月に美女を探してみませんか。

 

 

  (9月28日の話から)

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