あいさつ運動、学習運動の活動中です
生徒会実践部の取組として、あいさつ運動(生活部)、学習運動(学習部)として31日まで活動しています。今日も朝から、生徒通用門で生活部の生徒があいさつ運動に取り組んでいました。改めて、生徒とともにあいさつの大切さについて考える機会となります。
『日本文化いろは事典』によれば、「おはよう」は「お早くから、ご苦労様でございます」などの略で、朝から働く人に向かって言うねぎらいの言葉だったそうです。同様に、「こんにちは」は「今日は、ご機嫌いかがですか」などの略で、お昼に初めて出会った人の体調や心境を気遣う言葉。「こんばんは」は「今晩は良い晩ですね」などの略だと言われます。そして、「さようなら」は「左様ならば」の略のようで、「それならば私はこれで失礼いたします」のような意味らしいとのことです。いずれにしても、後半が省略された現代のあいさつ言葉は、それ自体では意味不明の言葉といえそうです。(この段落は「あいさつの意味 | くらしの良品研究所 | 無印良品」HPより引用しています。)
ただ、人と人とのコミュニケーションの基本として、あいさつがあると思います。学校での生徒の取組を見ながら、私たち教職員も改めて学校での生活や家庭生活の中で、当たり前のように思えるあいさつだけでなく、同時に感謝、謝る習慣があるのかと自問します。学校では教職員と生徒、家庭では夫婦や親子、きょうだい、祖父母と、地域ではご近所さんとあいさつをしているか、特別の時だけではなく、日常の生活の場で皆が言葉を交わしている姿があるか。そのような姿を大人が自然としていることが、地域や家庭、そして学校で子どもを育てることにつながりそうです。