快晴のもと「第61回卒業証書授与式」を挙行する!《R3.3.17(水)》

快晴のもと「第61回卒業証書授与式」を挙行する!《R3.3.17(水)》

 卒業生79名の新たな旅立ちを祝うがごとく、雲一つない晴天のもと、

『加西中学校 第61回卒業証書授与式』を挙行しました。今年度も、新型コロナウィルス感染及び拡大防止のため、市や地域等の来賓をお招きすることができませんでした。しかし、一昨日の 「卒業生を送る会(予行・皆勤賞表彰)」を含め、この一年間 コロナ禍においても、明るく 元気に 前向きに 常に学校の先頭に立って後輩達を引っ張る等、一番頑張った卒業生のことを、一番よく知る私たちが、温かい雰囲気の中で、旅立ちの日をお祝いしていきたいとの想いで、身内だけの式典及び歓送となりましたが、心が伝わる、爽やかで清々しい一日となりました。

 ここで式辞の一部を紹介します…

「(前略)…、中学校を巣立ちゆく皆さんに「はなむけの言葉」として、この言葉を贈ります。

 『為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬ成りけり』

 この言葉は、米沢藩の財政を立て直し 江戸時代屈指の名君と評される「上杉 鷹山(ようざん)の有名な言葉です。(以前 全校朝集にて「私の座右の銘」 でも紹介しましたね)
 この言葉を私は こう解釈しています
「結果を恐れず まずは実行!その結果に関わらず、やりきった者だけが、 次の一歩を 踏み出せる」と「いつかそのうちに」と思っている人の大抵は、その機を逃していますまた「やる気」が出るのを待っていては、間に合わないことも 多々あります。

 大切な事は「やるんだ!」という、「実行力」であり「ミス」を恐れない姿勢が大切です。その姿勢を持つ人のみが 成功を収めるチャンスに恵まれるのではないでしょうか。
 その姿勢の原動力は「やる気」という名の「好奇心・創造力」であり「がんばり」という名の「集中力・忍耐力」であり「協力・支え」という名の「真心・誠意」です。つまり、成績や記録といった「認知的な力」(見える力)よりも、形として表せない(見えない力)「非認知の力」こそが、皆さんの人生を 大きく左右するのです。
 皆さんは、これからの人生に於いても 目の前の結果や成績・記録といった 認知的なものに 目を奪われがちになることと思います。しかし、私は 皆さんが 自分の持つ「非認知の力」を基盤に、 新しい時代を、自分らしく生きてくれることを、心より願っています。

 結びに、卒業生の皆さんが、これからの輝かしい未来に向けて、さらに飛翔しゆくことを願い信じ、式辞といたします。

   令和3年3月17日(水)

加西中学校長 植田 正吾

 

※なお、今年度の「皆勤賞(3年間 無遅刻・無早退・無欠席)14名「精勤賞(3年間 無欠席)7名と、多くの生徒が頑張りきりました!

 (3/15の卒業生を送る会の中で紹介及び表彰し、全校生及び教職員全員で称賛しました!)

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