【Tweet青葦(No.38)】人間到る処 青山あり!(*学校長)
卒業生の皆さんへ(3/15の卒業式予行〈3年生を送る会〉の話から)
今年度の全校朝集では、「先輩に学ぶ」シリーズとして、加西中学校出身のスポーツ・文化等で活躍する先輩達を紹介してきました。何とか一人でも母校に招いて、皆さんに生の声を聞かせてあげたいと、講演会等を計画してきたのですが、コロナ禍が大きな妨げとなり、実現することができませんでした。
特に3年生は、卒業までに間に合わず、とても残念に思っています。しかし、改めて考えてみると、「卒業生が先輩からの話を聞けないのなら、数年後に卒業生が先輩として後輩達に話をしに来てくれたらいいな!」と前向きに思うようになりました。
そこで、卒業生の皆さんに、こんな言葉を紹介します…
『人間到る処 青山あり!(じんかん いたるところ せいざんあり)』です。その言葉を私は、こう解釈しています。「人間」という漢字は “人の間” と書く、人は人と人の中でのみ一人前の人間となる。「到る処」とは、自分が夢と希望を抱いて頑張れる場所はどこにでもあるとのこと。「青山」とは、大いに活躍できる場所のことである。そこで皆さんには、『これからも、素敵な出会いを大切にしながら、中学校を卒業してからも、大志を抱き精一杯頑張り、大いに活躍してきなさい!』そして、数年後には、ぜひ母校に帰って来て、後輩達に堂々と自分の生き様を紹介できる一人一人になってください。これからも見守り応援しています。そして、楽しみに待っています。
令和3年3月15日(月)
加西中学校長 植田 正吾 |
2021年3月15日