1学期終業式の話から

1学期終業式の話から

1学期の始業式・入学式では、泉中学校の校訓である「自主」・「協同」・「創造」について話をしました。

  ◎「自主」とは、自分で考え、自分で決めて、自分で行動すること。

  ◎「協同」とは、共に力を合わせて一つのことを成し遂げようとすること。

  ◎「創造」とは、新しいものや新しい価値を生み出そうとすること。

 これまで、泉中学校の生徒は、この「自主」・「協同」・「創造」の過程を通して成長してきました。しかし、この1学期は、臨時休業やコロナ対策のため、自主性を発揮し、みんなで一つのことを成し遂げる体験がことごとく延期や中止になりました。

 今ようやく体育大会に向けて、3年生や1・2年生リーダーを中心に「自主」・「協同」・「創造」の取組が進められています。

 今こそ、皆さんの成長するチャンスです。

 自分にできることは、進んで行動に移しましょう。やらされるのではなく、自分から進んで行動するのです。提案や意見があったら、ちゃんと口に出して言葉で言いましょう。自由という言葉がありますが、これは勝手にしていいという意味ではありません。自由とは、自らに由(よ)ると書きます。自分で考えて行動することを自由というのです。自分で考えて行動するわけですから、自分に責任がかかってきます。責任ある行動を選択しなければなりません。

 また、クラスやブロックの取組を通して、みんなで力を合わせて一つのことを創り上げるための、大変さや工夫する努力、そして喜び合うことを、みんなで共有しましょう。苦しいときに勇気づけ合い、力を合わせられる本当の友情や、支えたり支えられたりしながら共に進んでいく仲間との繋がりを深めていきましょう。仲間から、たくさんのことを学ぶことができます。

 まず体育大会への取組をスタートに、生徒みんなで創り上げ、みんなで成長し前進していく泉中学校を創っていきましょう。

(8月28日終業式の話から)

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