泉中学校の校訓 「自主」「協同」「創造」

泉中学校の校訓 「自主」「協同」「創造」

4月7日(火)始業式と4月8日(水)入学式で、泉中学校の校訓について話をしました。

自主とは、自分で考え、自分で決めて、自分で行動することです。

人が行動するとき、自分の内にあるルール(規律)に基づいて、いくつかの選択肢から判断します。周りに流されていないか、自分勝手になっていないか、結果まで考えず軽い気持ちで行動しようとしていないか、よく考えて判断する必要があります。自分で決めて行動することは、その結果にまで「責任」を持つということでもあります。自分で決めて行う行動には、やりがいがあり、自分をさらに大きく成長させてくれます。

 

協同とは、共に力を合わせて一つのことを成し遂げようとすることです。

中学校では、学級や部活動といった集団の中で、それぞれが自分の役割や責任を果たし、仲間と協力しながら授業づくりや学級づくり、部活動の向上に努めていきます。仲間と協力することで、一人ではできない大きな力となり、集団の質を高めるとともに自分自身をも高めることができるのです。この協同を行うには、お互いの個性を認め、相手への尊敬と幸せを願う「友情」や「信頼」の関係を築くことが大切です。

 

創造とは、新しいものや新しい価値を生み出そうとすることです。

新しいものの創造は、何もないところから突然生まれるものではなく、好奇心や興味を持ち、疑問や分からないことにこだわり続け、物事の本当の姿を探り見極めようとし続ける「探究」の中から生まれます。創造には、粘り強く「考え続ける」ことが求められます。また、一人ではできないことも集団の中で仲間と協同することで大きな力となり、かけがえのない新しいものが生み出されるのです。 

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