「考える」泉中学生に ~10年目の「NIE」と8年目の「道徳研修」~

「考える」泉中学生に ~10年目の「NIE」と8年目の「道徳研修」~

 泉中学校が月刊「兵庫教育」2020年5月号で紹介されました。

 思春期は、自分を見つめ、自分と対話しながら、自分の価値観、自分のものさしを見つけ出す時期です。そのためには、さまざまな体験をし、いろいろな人たちと関わり、その中で「考える」ということを積み上げていくことが大切です。

 本校では、平成23年から「NIE(エヌ・アイ・イー、教育に新聞を)」、平成25年から「考え、対話する道徳授業」に継続して取り組んでいます。NIEを「ニイ」と呼び、新聞のコラムを書き写したり、感想を書いたり、仲間や家族で話し合ったり、さらに投稿原稿を書いたりとさまざまな取組を行っています。道徳科の授業では、中心発問に20分以上の時間をかけ、生徒たちの自主的な発言を中心に受容・共感・対話的に授業を進め、道徳的価値の自覚や生き方についての考えを深めることに取り組んでいます。  

 生徒たちの考える力は確実に育っています。これからも考えて行動できる泉中学生の育成に努めていきます。

« »