未見の我(桃子野だより7月号より)
自然学校をスタートさせる5年生に「未見の我」という話をしました。
「未見の我」とは、「今までに見たことのない自分」という意味です。 家族から離れて生活する4泊5日間で、これまで気づかなかった
「新しい自分に出会ってほしい」
「自分の可能性に気づいてほしい」
という思いを伝えました。そして、そのためには、
「失敗をおそれず挑戦すること」
「本気で、全力で、取り組むこと」
が大事だと話しました。
この話は、5年生だけでなく富合っ子全員に大切にしてほしいと思っています。子どもたちの可能性は無限大です。まだ姿を現していないその子なりのよさや持ち味がたくさんあります。「私は、こんなことに興味があったんだ。」「自分って、こんなことができるんだ。」「友だちと協力するって、こんなに気持ちがいいことなんだ。」と、子どもたちが「未見の我」に出会うことができるよう、職員一同、一人一人のよさや可能性を引き出し、認めることを大切にしていきたいと思います。
保護者、地域の皆様におかれましても、子どもたちの新たな一面に出会われた折には、是非励ましの声をかけていただきますようお願いいたします。
学校長 多田 俊朗
2025年6月28日