人権意見発表会を開催しました

人権意見発表会を開催しました

 10月14日の6校時に、オープンスクールの機会も利用して、人権意見発表会を開催しました。毎年の恒例の行事で、生徒が日常の生活の中で感じたり,体験を通して考えたことなどについて書いた人権作文を聞き合うことで、自分を見つめ直し、人としてより良い生活が送れるよう人権意識を高め合いました。各学年代表の6名は、いろんな角度から人権について深く考え、全校生を前にしても臆することなく堂々と自分の思いを伝えていました。社会に出て必要な、自身の意見をしっかり持って誠実に人に伝える力、人の意見を考えながらしっかりと受け止めて聞く力が育っているなぁと感じられる時間でした。次に発表者と題名を掲載します。いずれの発表者にも共通していることは、人としてより良く生きるためには、他者の気持ちを推し量ることの大切さや、みんなのかけがえのない命(人生)を守るということを強く訴えていたということでした。

 一緒に聞いて下さった多くの参観者の皆様、講評をいただいた人権推進課主幹 高井先生ありがとうございました。

 

1年1組  神澤 フートアキラ 「動物のとの絆」

 命を軽んじられる動物の姿から、動物の命に責任を持つ大切さ、動物と人の絆について語った

1年2組  西村 海音     「言葉に責任を」

 SNS上で飛び交うあさましい言葉より、人を救う言葉について考え、ありがとうで溢れる世の中を説いた

2年1組  井上 翔太     「あなたの基準」

 いじめなどについて、人によって捉え方の基準の違いを考え、人の気持ちにより添う美しさを訴えた

2年2組  岩佐 幸之助    「その命はだれのものですか」

 戦争の犠牲となって亡くなった動物園の動物がいたことを知り、平和と命の尊さについて思いを深めた

3年1組  大西 遼希     「多様性のある世界へ」

 LGBTについて、具体的な説明を加え、人の多様性を認め合い、それぞれの人が人間らしく生きる未来を語った

3年2組  奥本 誠治     「本当の信頼関係 本当の優しさ」

 仕事上の事故により、隻腕となった先輩の父の愛情に触れ、本当の信頼関係とは、真の優しさとは何かを実体験に基づき掘り下げた  

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