トライやる・ウィークを終えて

トライやる・ウィークを終えて

5日間のトライやる・ウィークが終了しました。地域皆さま、各事業所の皆さま、生徒たちの見守りとご指導、本当にありがとうございました。学校ではできない貴重な経験をさせていただいた生徒たちは、ちょっぴり大人の雰囲気をまとって学校生活に戻ってきました。

 

〇トライやるだけでもこんなにも疲れたのに、親は働いて、家のことをやって、家を支えているんだなと思い、感謝しないといけないなと思いました。

 

〇僕はお金を稼ぐ大変さを知りました。僕は5時間くらいしか働いていないけど、立ちっぱなしで疲れたし、足も痛かったけどみんなもっと働いているから大変だなと思いました。どんな作業もお客様の信頼を失わないようにするために確認作業がたくさんあって、確認がすごく大事だと分かりました。

 

 

〇普段は意識しないさまざまな仕事の裏側やそれに関わる人々を知ることができ、どの仕事も欠かせなくて、たくさんの人たちの努力で成り立っていることが分かりました。

 

〇「農業」と言っても、動物を育てる人、野菜や果樹を作る人、病気にならないために研究する人など、いろいろな役割や仕事があることが分かり、仕事への視野が広がりました。

 

 

 

 

〇僕たちの担当の方が、「自分の言った言葉には責任を持て」ってめっちゃ言っていてその通りやだと思ったし、今の自分にはできていないから、これから心がけていきたい。

 

 

〇私の目標は礼儀・マナーを正して頑張ることでした。自分ではできているつもりでも、周りから見たらできていないことがたくさんあることが分かりました。返事も反応も全然ダメだったので、学校生活からちゃんとしたいと思いました。

 

 

〇郵便局で接客をしておられる職員の方を見て、社会で必要とされる人は、仕事ができる人もそうだけど、相手を気遣える人なんじゃないかなと思いました。私はこれからの学校生活で「思いやり」や「気遣い」を大切にしたいです。

 

 

 

〇掃除をする側になったからこそ、掃除をしてもゴミが増えた時の気持ちや、ボランティアで掃除をしてくださっている人への感謝の気持ちを感じられた。また、サービスを提供する側になってみて、普段普通に思っていたことが、提供する立場になると大変しんどいこともあって、“仕事をしてくれている人がいるから自分はしたいことができているんだ”と感じた。

 

 

〇自分から積極的にすることが大切だということを学びました。自分から積極的に動き、どんどん失敗していくことで経験となり、大人になったときに、任せられたことや自分のやりたいことができると思いました。

 

〇私一人では誰もが安心で過ごしやすい社会は作っていけないと思います。スタッフさんは役割が一人ひとりあって、分担していたから、私だったら、クラスの身近な人から助けがいると思ったら助けに行って、困らない学校づくりをしていきたいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

〇ずっと続けるしんどさや自分が楽しいことだけや好きなことばかりが仕事でないことがわかりました。牛や豚の飼育を丁寧にしたり、野菜や花を長い年月をかけて育てるのは、相手、消費者がいるということを大切にされていることが分かった。今回のトライやるウィークで、花、人を大切にする意味がより深まりました。より人を大事にできる人になりたいです。

 

〇やりがいを一番感じたのは、清掃でした。やらされているのではなく、相手の人にどう思われるかが大事だと言ってもらいました。掃除一つにとっても、そんなところまで深く考えていなかったなと思い、次の掃除のときは相手の人を思ってできました。終わるときれいにしたベンチに座ってくれる人がいて、とてもうれしかったです。  

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