【Tweet ”らかん”(No.9)】まくとぅそーけーなんくるないさ！（*学校長）

【徒然なるままに…】R4.8.16(火)

　私も年齢を重ね(あまり関係ない？)、NHK連続テレビ小説を、2010後期の｢てっぱん｣から欠かさず録画してみています。現在は『ちむどんどん』(沖縄の本土復帰50年を記念し、沖縄本島北部のやんばるを舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロインと強い絆で結ばれた4兄妹の｢家族｣と｢ふるさと｣の物語)が放送されています。｢ちむどんどん｣とは沖縄の方言で､｢胸がわくわくする気持ち｣を表しています。私の妻も朝ドラファンのため、我が家では沖縄の方言が飛び交っています。｢まさかやー（マジで？本当に？）｣｢あきさみよー（すごいね！orなんてこった！）｣、そして、｢なんくるないさー（なんとなかるさ！）｣…等々。

　先日、就職試験に挑む卒業生を励ますために、｢”なんくるないさー”がごとく､楽観主義で頑張れ！｣と声かけをしたところ、｢先生､その使い方は間違っていますよ…｣と逆に教えてくれました。

　彼女いわく、“なんくるないさー”の言葉の前には、“まくとぅそーけー”を付けないといけないそうです。“まくとぅそーけー”とは『誠のこと･正しいこと』をしていれば、“なんくるないさー”『なんとかなる』であって、何でもかんでも何とかなるではないそうです。なるほど！“やるべきことをすべてやった上で､あとはなんとかなる”ということは、『人事を尽くして天命を待つ！』と同じ意味で使うんだなと知りました。2学期の全校朝集のネタにしようと、一人ほくそ笑みました（ニヤ…(^_^)）

北条中学校長　植田　正吾

　2022年8月16日