【Tweet ”らかん”(No.8)】第32回体育祭の開催に向けて(*学校長)

【Tweet ”らかん”(No.8)】第32回体育祭の開催に向けて(*学校長)

【徒然なるままに…】R4.8.11(祝・木)

 41日間におよぶ夏季休業も、本日で折り返し地点を迎えました。“校長室の窓”から聞こえてくるのは、子ども達の元気なかけ声(運動部活動)とメロディー(吹奏楽部)…。先日、久しぶりにグランドや体育館・武道館を見て回ると、「こんにちは!」の気持ちのいい挨拶、「こんにちは、頑張りよ!」と応えつつその顔を見ると、真っ黒に日焼けした姿、そして明るい表情に、頼もしく、また、嬉しく感じました。

 8/19(金)の全校登校日に配付予定の「体育祭の開催について」の原稿チェックをしながら、ふとその回数に目が止まりました。“第32回”かぁ…。実は市内4中学校の中で、北条中だけが体育祭の歴史が浅く、今年度で32回目となります。私が中学生時代も“体育祭”(記録では昭和46年で中止)はなく、その代わりに“文化祭”(なぜだか北条中だけ!?)がありました。

 私が、新任で北条中学校に赴任してから6年目の、平成3年に“体育祭”20年ぶりに復活しました。当時の校長先生は、第7代 繁田 己史 先生(長く陸上競技部の顧問として、多くの全国大会クラスの選手等を育てられ、チームや後進の育成等に様々な実績を挙げられると共に市陸上競技協会の理事長・会長も歴任)でした。私も公私にわたり、大変お世話になった先生です。(よく叱られました…、でも今の私があるのは繁田先生のお陰です!)

 繁田先生が校長として赴任された昭和63年から、「北条中学校体育祭の復活」に向けて、地域との話し合い、保護者への理解、教員の人事異動も含め、周到に準備されて、繁田校長先生が定年を迎える平成3年に『第1回北条中学校体育祭』が開かれました。

 そのとき私は、中学3年生を担任しつつ、校内では生徒会指導担当でした。「体育祭」は、2学期最大の学校行事ですが、教師主導ではなく、復活最初の年から“生徒会活動と連携したリーダー育成の場”にしていこうとの狙いが明確にありました。よってその前年から私は、市内の他の3中学校の練習の様子や当日の様子を、当時我が子の成長の記録にとボーナスで購入したビデオカメラを持って(当時のは結構大きく肩に乗せて…)撮影し、生徒会本部及び各実践部長等に見せてイメージさせました。

 生徒会の担当演目としてプログラムには、入場行進や応援合戦、ブロック対抗競技に対抗リレー等を入れてもらいました。何の見本もない状況での計画・準備、日々の練習と反省会、予行の準備や予行、前日準備や当日の運営等、本当に大変でしたが、やり終えたときの達成感は、「ゼロ」からの出発だったゆえ、大変大きいものがありました。生徒会本部役員と実践部長等も、反省会では全員が涙を流しながら感動の言葉を口にしていました。《この学年の同窓会をする度に、体育祭の話題で泣いたり笑ったりです(*^o^*)》

 第32回目を数える今年の体育祭、どんな感動のドラマが待ち受けているか、楽しみで仕方ありません!

北条中学校長 植田 正吾

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