3年生ひょうごTech デジタルアニメーション制作を体験しよう
11月18日(月)本校中学3年生を対象に、(株)スピードから3名の講師を招いて、デジタルアニメーション制作を行いました。テーマは「人に伝わる、伝えるための構成や撮影を考えて映像を作ってみよう!」です。
前半は、スピードの会社が手掛けた実際の映像作品(転スラ、モンハン、ドラゴンボール、実写版銀魂、すずめの戸締り、天気の子などなど)を例に、その構成やコツなどを解説していただきました。また制作の裏話なども聞け、その度に生徒たちからは多くの感嘆の声があがっていました。
【紹介された話の一部】
・30分のアニメを制作するのにかかる時間1か月、予算2500万円
・人の重心を意識した描き方
・映画『ファインディングニモ』の水の演出の素晴らしさ
・映画『Always三丁目の夕日』の懐かしさをCGで描く技法の斬新さ
・経験したことしか作品として描けない。人生で経験したことすべて作品づくりに活かせる経験になる。
後半は配布されたiPadを使ってデジタルアニメーション制作を行いました。講師の方からのトライ&エラーのアドバイスのもと、初めて使うアプリケーションに臆することなく、熱心に作品づくりに取り組みました。短時間での活動ながら一人一人がオリジナルの映像作品を作り上げることができていました。
以下感想
・アニメ制作は、限られた時間の中で完成させないといけないからこそ、考え込む時間はもったいなくて、とにかくトライすることが大切だと分かりました。
・美術で習った遠近法を使って、距離感を表現してイメージ通りの作品ができて楽しかったです。話を聞いていて、トライ&エラーという言葉がしっくりきて、今でも心に残っています。トライ&エラーを繰り返して今回良い作品が作れたので、自分の好きなサッカーや苦手な勉強でも試行錯誤をしていきたいです。
・自分でアニメをつくる経験は楽しかったけど、それより大事なことが学べた。その中で一番心に残っているのが、“つくり続ける、描き続ける”だった。やっぱりすごいセンスのある人も、継続によって得られた力に支えられているのだということを忘れずに、これから過ごしていきたい。
未分類 2024年12月11日