北条っ子ブログ

6年生 平和学習

11月16日、6年生は鶉野飛行場跡と青野原俘虜収容所に見学に行きました。

鶉野飛行場では、加西市で操縦の訓練が行われた「紫電改」を見ました。海軍の兵隊と加西市の人々との温かい交流があったこと、若くして特攻で亡くなった人がたくさんいたことなどの話を聞きました。

防空壕を実際に見ると真っ暗で怖く、当時の人がここに逃げ込んだ時にどんなに怖かったのだろうかと、思いを馳せていました。

ガイドさんの、命があることがありがたい、平和への一歩は隣の人と仲よくすることだ、というお話が印象的でした。

青野原俘虜収容所では、第一次世界大戦中にオーストリアやドイツから来た俘虜の暮らしを知りました。演奏会や演劇、サッカーなどを楽しんでいたり、地元の人との交流があったと知り、想像していた俘虜のイメージとは大きく違って驚きました。

このような歴史的遺産が校区にあることを知り、それを守り伝えてきた人への敬意や感謝の気持ちをもつことができました。

日本の平和な世の中を守っていくためには、実際に歴史を知ることが大切です。辛く悲しい史実に向き合い、今の自分にできることをしっかりと考えていきたいです。

 

 

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