1.17を忘れない”防災教室並びに地震避難訓練”を実施しました！《R6.1.17(水)》

　今日は『1.17ひょうご安全の日』です。それに合わせて本校でも｢防災教室｣を実施しました。現在の中学生はもちろんですが、先生方にあっても震災を知らない世代が1/3となっています。まずは、29年前の出来事を振り返らせるため「被災局サンテレビの記録」を各HR教室でみたあと、一旦休み時間として教師が教室を離れました。これまでに何度も防災教育や地震避難訓練を実施してきたので今回は、休み時間(教師が教室にいない状態)に地震が発生したという設定で訓練を行いました。

　先日の全校朝集にて ”避難訓練の大切さ(備えあれば憂いなし)” について話をしていたこともあってか、全校生徒は緊急速報に驚くことなく、マニュアル通りに冷静かつ速やかに、地震発生直後の行動、揺れが収まった時の放送を聞いたあとの避難行動、避難場所に集合した際の行動等を、見事にやりきってくれました。　

　避難後は、本日、人と防災未来センターにて阪神･淡路大震災で犠牲となられた方々へ哀悼の誠を捧げるとともに、安全･安心な社会づくりに向けて歩む決意を強く発信するための｢ひょうご安全の日  1.17のつどい｣が執り行われていることにふれつつ私たちも、１分間の黙祷を行いました。また防災担当の教諭からは、避難の様子の総括並びに自らが体験した「東日本大震災」でのボランティア活動に参加した様子を語りかけ、”災害ボランティア”の大切さについて話を繋げてくれました。

（文責及びPhoto‐校長:植田）

 

【追記】

　先日発足した2年生の新生徒会が、能登半島地震に対して、私たちにできる支援(ボランティア活動)のあり方として「支援募金活動」を計画（*1/22全校集会で趣旨及び要領等を説明）してくれています。今回の防災学習や避難訓練で感じた学び等が、こんな形で繋がっていくことを、本当に嬉しく思っています。

　2024年1月17日