伝統を引き継ぎつつ『第33回北条中体育祭が迫る！』《R5.9.14(木)》

　コロナが完全収束したわけではありませんが、感染予防に努めつつ、声出しOK･保護者の参観人数制限ナシ等の、”ウィズコロナ1回目”の「北条中学校体育祭」が明後日に迫りました。

　今年で33回目を数えますが、今から32年前の平成3年(奇しくも今年と同じ…)9月16日、20年ぶりに復活した「第1回北条中学校体育祭」が開催されました。当時私は、母校北条中学校に新採用となり6年目、3年2組の学級担任･生徒会担当でした。当時組織した実行委員会は、生徒会本部役員及び実践部正副部長でした。年度当初から、日々の生徒会活動の話し合いとともに、体育祭に向けての準備をしてきました。とはいえ、誰も経験したことのない中学校体育祭(小学校の運動会のイメージしかない)、指導する私も中学時代は体育祭ではなく文化祭しか経験がなく、まったく役に立たない状況でした。そんな中、学校としての体育祭テーマが「Let’s Challenge！」と決まりました。そこで生徒会でもスローガンを決めようということになり、みんなで考えて決めたのが『パワー全開！北条中』でした。全校生徒一人一人の持てる力を、当日はグランドで出し切ろう！との想いを、練習の際から、みんなが口にして取り組み、素晴らしい船出をしたことを、今でもハッキリと覚えています。その当時と比べて、生徒の数は約半数になっていますが、“何事に対してもパワー全開！”という北条中学生の伝統は色あせてはいません。そのことを、本日の予行で確信し、とても嬉しく思っています。

　明後日本番の天気予報は「晴れ☀」です。今まで取り組んできた練習の成果･想いの結晶を、力の限り出し切ってくれるでしょう。保護者及び地域の皆様、楽しみにしてお越しください。

　　　令和5年9月14日(木) *予行を終えて

加西市立北条中学校長　植田　正吾

 

　《体育祭予行の様子》

　2023年9月14日