【Tweet ”らかん”(No.17)】『心のたすきリレー』駅伝の魅力！（*学校長）

 

生徒の皆さんへ（12/19全校朝集の話より）

　“長距離走の魅力”とは何か？それは、｢目標を達成する楽しさ(めざせ自己新記録！)｣、｢限界にChallengeして成功したときの達成感(自分の心との勝負！)｣という話を依然しました。12/21(水)の校内駅伝･マラソン大会では、参加者全員が味わって欲しいと願っています。

　さらに｢駅伝の部｣に出場する人には、もう１つの魅力も実感して欲しいと願っています。それは『心の襷(たすき)リレー』という言葉です。この言葉は、かつて兵庫県立西脇工業高校の陸上競技部監督として、全国高校駅伝に於いて、男子を８度の優勝に導いた、名将“渡辺 公二 先生”のお言葉です。男子高校駅伝は７人で襷リレーを行いますが、その際の“襷(たすき)“は、単なるバトン代わりのものではなく、繋いでいくのは”心”だというのです。

　前の走者は、｢ここまで精一杯頑張ってきた､あとは頼むよ！｣との想いを込めて次の走者に繋ぐ。受け取った走者は、汗の染みこんだ襷を受け取り、｢よく頑張った証は､襷の重みで分かっているよ。あとは任せて、私も頑張るから！｣との想いを込めて肩にかけて駆け出す…等々。信頼できる仲間の想いを繋いでいくのが駅伝の魅力です。だからこそ、応援している人の心を打つ競技なのです。

　　　令和4年12月19日(月)

北条中学校長　植田　正吾

　2022年12月19日