学校長あいさつ
≪ 溌剌・純情・夢あり ≫
“一生は長いです。そのためには耐え抜ける身体をつくっておくことです。生き抜ける知恵をつけておくことです。貫ける信念を持っておくことです。一生はめまぐるしく動いていきます。そのために負けない自分をつくっておくことです。”
今の中学生の寿命が100歳になるだろうという予想、AIが人間の知能を超えていくだろうという近い未来、外国での出来事がたちまち世界中に大きな影響を与えることになる現実、地球環境の及ぼす影響・・・予測不能な未来社会が待っています。そんな時代を生きる子どもたちのための教育の目的は「未来を切り拓き、人として豊かに生きていく力」を育成することにあります。そして、義務教育の仕上げとなる中学生期においては、未来社会を豊かに生きるための基盤となる「基礎学力」「基礎体力」「基礎モラル力」の育成が何より大切です。本校ではこれらを3本柱として、大人が経験則で語ることができない未来社会を、子どもたちが豊かに生きるため、挑戦する経験、協働する楽しさ、創造する喜び、心がつながる心地よさ、真実をつかむ大切さを体感できるよう教育活動を推進していきたいと考えます。
中学生期は、心も身体もぐんと成長する大切な時期であるとともに、心と身体がアンバランスで子どもと大人が同居する不安定な時期でもあります。そんな中を懸命に生きている子どもたちの力を最大限伸ばすためには、周りの大人たちが、より賢く、より優しく、より厳しくありたいものです。大人の都合、保身、過保護のために先回りして子どもの学ぶ機会を奪うのではなく、子どもが社会に出て通用する大人になることを念頭に置き接していきたいものです。中学校生活の中で子どもたちが小さな壁に突き当たったときに、信じて乗り越えるのを見守るのか、そっと背中を押して励ますのか、辛抱する経験をさせるのか、失敗を学びに変えさせるのかなど・・・子どもたちの“自分づくり”のため、教師と保護者が知恵と力を出し合いましょう。本校教職員は、家庭訪問や保護者に来校して頂いての教育相談等の時間を惜しまず、どんどん連携を図らせていただきます。
「親の手を離れてもしっかり自分の足で未来をたくましく歩んでいける人になって欲しい」は、保護者も学校も共通する願いです。ご家庭と学校のそれぞれの役割を果たしながら、私たちの愛する北条中生を導いていきましょう。どうぞ本校の教育活動にご理解をいただき、ご支援・ご協力いただきますようよろしくお願いします。
加西市立北条中学校長 常峰 修一 |
《 ご協力いただきたいこと 》
『学校は学びの場であり、その学びは将来役立つものでなければならない』
子どもの学びを成立させるためにも保護者のご協力をお願いします。
❶「SNS やネット(ゲーム)関連の問題」は、 保護者の責任が原則です。
「SNS やネット(ゲーム)関連 のトラブル」では、個人情報の問題、犯罪の被害者、加害者になる恐れ、アプリが海外のもので対応が難しいなど、学校での指導が難しいのが現状です。家庭でお子様にスマホやゲーム機器、パソコン等を使用させておられる場合については、原則、保護者の責任において、利用を管理・監督していただき、トラブル回避をお願いします。特に心配することは、「保護者の認識」と「子どもの使用実態」に大きな差があるケースが多いということです。取り返しのつかない被害や、思いもよらず加害者になる事態は、よその子の出来事ではなく我が子のこととして自覚することが必要です。家庭でのインターネット(SNS含む)の利用状況を把握し、将来、情報を上手に使いこなすことができるよう、安全で適切な利用方法について家庭教育をお願いします。また、保護者の皆様も学校行事等で撮影された画像等は、ネットにアップせずどうぞご家庭でお楽しみ下さい。
◇学校では、子どもたちが情報社会で活躍できるよう、毎年専門家による「情報モラル教室」を実施するとともに、日々メディアリテラシー(情報が正しいかどうかを見極める能力)の育成を図り、安全で適切な利用方法について指導をしているところです。
R5リーフレット「インターネットトラブルから子どもを守るために」
❷ 自動車による送迎の乗降車は第1ロータリーまでとしています。
本来子どもがたくましく育つためには、自力での通学が当たり前ではありますが、何らかの理由で送迎をされる場合は、西門入ってすぐひとつ目の植え込み(第1ロータリー)あたりで乗降車させてください。玄関前ロータリーは生徒の自転車登校の動線上につき、無用な事故を避けるためご協力お願いします。(足のケガや体調不良等の場合は学校にご相談下さい)
❸ 欠席の連絡は「tetoru」を使って7:55までにお願いします。
欠席状況により折り返し学校から連絡を取らせていただく場合があります。電話連絡でも構いませんが8:00からは、子どもたちに関わる大切な「職員打ち合わせ」を行っていますので時間をお守りください。
❹ 「メール配信」は、緊急時と急な変更時のみです。
「北条中学校メール連絡」での配信は、「緊急時」と「変更時」の場合に限らせていただきます。
❺ 「留守番電話」対応へのご理解とご協力をお願いします。
「教員の働き方改革」の一環で、最終下校時刻1 時間後~翌朝7:15までは、「留守番電話」対応となります。緊急時には、学校教育課(20:00 頃まで 42-8771) にかけていただければ、折り返し対応させていただきます。
気象警報発令時の対応について
1.気象警報等発令時
令和6年6月より、以下のように対応してください。
(1)午前7時現在、「加西市」に、警報(大雨、洪水、暴風、暴風、暴風雪、大雪)または
特別警報(大雨、暴風、暴風雪、大雪)が発令されている場合は、臨時休業日とします。
※ 緊急連絡メールでのお知らせはありません。
(2)臨時休業中は、外出を控え、安全確保を第一にするようお子様へのご指導をお願いします。
(3)次の日の予定等は、学校より緊急連絡メール等でお知らせします。
2.地震発生時
「加西市」で震度5弱以上※2のゆれを観測した場合
(1)登校前・登校途中
「臨時休業」とする
登校途中であれば、安全確保の上、「自宅」または「学校」の近い方に行きます
(2)登校後
安全確保に努めながら「下校」させるか、校内に「待機」させるかなど、学校長が判断し、適切な措置を講じます。「下校」の場合は原則、保護者への「引き渡し」による下校なります。
翌日以降、学校を再開できない場合は北条中メール連絡網等によりお知らせいたします。
※ 震度5弱未満の場合 校舎等の安全が確保されない場合、学校長の判断により「臨時休業」とすることがあります。
○報道機関によっては、従来どおり「播磨南東部」でのお知らせとなる可能性があると思われます。テレビ等で「播磨南東部」と警報が表示された場合、加西市が含まれているかどうか、ご確認ください。
○生徒の在校中に気象警報が発令された場合は、安全確保を最優先し、「学校待機」、「保護者引き渡し」、「教師引率による下校」等の適切な対応を行います。緊急連絡メールの受信等にご留意ください。
○台風等の気象情報によっては、前日から翌日を臨時休業日とする場合があります。その際は、学校から緊急連絡メール等でお知らせします。
○特別な行事がある場合に限り、警報が午前12時までに解除された場合は、「授業日」とすることがあります。この措置を取る可能性のある場合は、前日までに中学校から連絡します。
加西市に警報が出ているか確認するには、
・NHK、サンテレビの放送
・気象庁ホームページ
・神戸地方気象台ホームページ
給食費の徴収について
※令和4年度より「給食費の無償化」に伴い徴収等はなくなりました。
自転車通学安全規則
自転車通学許可に係る主な交通ルールをまとめた自転車通学安全規則を作成しました。
よく読んで安全に登下校できるようにしましょう。
「ノー会議デー」「ノー部活デー」について
北条中学校では、金曜日に「ノー会議デー」を設定し、ノー残業・定時退勤(最終 下校時刻+1h)を目指しています。また、部活動については、平日は原則水曜日、土日はどちらか1日をノー部活デー とし、ゆとりある生活の確保と効率的な部活動運営を目指しています。