【Tweet青葦(No.27)】わんぱくでもいい たくましく育ってほしい!(*学校長)

【Tweet青葦(No.27)】わんぱくでもいい たくましく育ってほしい!(*学校長)

生徒の皆さんへ(10/26全校朝集の話から)

 「わんぱくでもいい たくましく育ってほしい! (丸大ロースハム)」 先生の子どもの頃、こんなCMが流れていました。「わんぱくでもいい」=「頭でっかちでなくてもいい」「たくましく育ってほしい」=「しっかりと生きていく力を身に付けてほしい」 と、これは50年以上前のフレーズです。

 時代は令和となり、ますますAI化が進むなか、皆さんが社会人として生きていく未来は大きく変化していきます。そんな変化の時代を生き抜く皆さんに必要な力・身に付けておくべき力とは何か?それは「非認知能力」だと言われています。

 「非認知能力」とは何か? 漢字で記すと、認知に”非(あら)ず”なんだから、逆に「認知能力」とは何かと調べてみました。「点数(数値)化して測定できることが容易な力=計算力,語彙力,記憶力(例:IQ)」と書いてありました。そうした認知能力は、AIが得意とする分野で、とうてい私たちが太刀打ちできる力ではありません。

 では、「認知能力」に非ずの「非認知能力」とは何か?それは、コミュニケーション力,忍耐力、思いやり・共感性,自信・自尊感情、さらには、意欲,協調,計画性,先を読む力…、様々な能力が挙げられます。こうした非認知能力は、AIが不得意とする分野です。

 そこで大切になってくるのは、『AIに使われるのではなく、AIを使いこなす力』を身に付けておくことです。まさに 「非認知能力」は、その力の一つではないでしょうか!

 P.S. 「非認知能力とは!?」はシリーズ化して、折に触れて語っていきますね!

加西中学校長 植田 正吾

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