【Tweet青葦(No.26)】今日は何の日(10/12)「コロンブスの卵って?」(*学校長)

【Tweet青葦(No.26)】今日は何の日(10/12)「コロンブスの卵って?」(*学校長)

生徒の皆さんへ(10/12全校集会の話から)

 今日は10/12ですが、何の日だか知っていますか?《調べてみると一年(うるう年を含め)366日の毎日が何らかの記念日です!》

 『意欲(いよく=1492)に燃えるコロンブス!』と覚えた人もいますか?そう、1492年10月12日クリストファー・コロンブス(伊太利亜・探検家・航海者)がアメリカ大陸を発見したことを記念とした『コロンブス・デー』(アメリカでは10月第2月曜は祝日)です。

 しかし、コロンブスは新大陸をめざしたのではなく、インドをめざして航海に出ましたよね。実際にたどり着いたサン・サルバドル島を、インドに着いたと勘違いし、原住民の人々をインディアン(インド人)と名付けました。そんな状況もあって、この言葉が生まれました。

 

★ちょっといい話『コロンブスの卵』

 新大陸を発見し、帰還したコロンブスは王様から盛大なお祝いを受けます。しかし、お祝いの席でコロンブスの偉業に嫉妬した何人かの人が「西に行けば大陸があることはわかっていたんだから、誰でもできることだ」と言いました。そこでコロンブスは近くのゆで卵を手に取り、「この卵を立てられる人はいますか?」と問います。

 みんな挑戦し、できない姿を見ると、彼は卵の先を割り立てて見せました。そんな方法だったら誰でも出来るだろうと憤る人々に、「人がやった後でやるのは簡単なことだ」と言い放ちます。

 誰でも出来る事でも、一番最初に実行するのは困難、それには柔軟で、時には逆転の発想が必要であるということを説いたコロンブスにまつわる有名な逸話です。皆さんは何を感じましたか?

 

加西中学校長 植田 正吾

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