【Tweet青葦(No.23)】目標を明確すると努力も明確になり…!(*学校長)

【Tweet青葦(No.23)】目標を明確すると努力も明確になり…!(*学校長)

生徒の皆さんへ(9/8全校集会の話から)

 先日、東播地区中学校新人陸上競技大会(兼3年生記録会)の応援に行ってきました。一人一人の”力の限りの力走”に、3年生の”粘り強い激走”に感動しました。多くの「自己新記録」が生まれ、1年男子と2年女子の計2名が、今月末に開催される、県新人大会への出場権を得ました。これまでの努力に賛辞を送るとともに、今後の活躍が期待されます。

 さて、陸上競技とは“とても分かりやすい競技”です。私が陸上競技部の顧問をしていた頃、いつも選手に語り掛けていました。その言葉とは『目標を明確にすると、努力が明確になり、結果も明確になる!』です。陸上競技は、目標・努力・結果が、また、その流れが、その大切さが、単純明快な競技です。また、ここで大切にしている結果とは、勝ち負けや順位ではなく、“記録”です。走ったら、何秒というタイムが、跳んだり投げたら、何メートルという測定値が、一人一人にキチンと示されます。すると、次の目標が具体的に立てやすくなります。「自己新を目指そう!」と、すると、毎日の練習で何を頑張るのか?、スタートダッシュ、腕振り、体幹を鍛える、持久力、筋力…等々、日々の“努力事項”が明確になるといった感じです。

 『目標を明確にすると、努力が明確になり、結果も明確になる!』という考え方は、何も陸上競技に限らず、何事にも活かせると思います。そして、みんなも実はたくさん経験し実感している事でもあります。例えば、器械体操の”鉄棒の逆上がり”・”マット運動の技”・”跳び箱の跳び方や段”がそうです。(…中略…)他に、自転車や歩くこともそうです。「出来るようになりたい」との達成目標を掲げ、何度も何度も失敗を重ねながらも、創意工夫し、努力を重ねて、出来るようになった事は、数知れずあるのではないでしょうか。

 今のみんなの共通の目標は、「体育大会の大成功!(新型コロナなんかに負けるものか!)」ではないでしょうか。その為に努力することは、「3年生(リーダー)の呼びかけ等に、心を合わせて練習を頑張ること」です。体育大会のスローガン(生徒会のスローガンでもある)『自力(じりょく)→全力』を実践し、みんなで心を合わせて頑張ったら、こんなに素晴らしいパフォーマンスができる!見ているみんなに素晴らしい感動を与えられる!を、ぜひ実感して欲しいと願っています。

  令和2年9月8日(火)

加西中学校長 植田 正吾

« »