【Tweet青葦(No.18)】未来の結果は今の決意で決まる!(*学校長)

【Tweet青葦(No.18)】未来の結果は今の決意で決まる!(*学校長)

生徒の皆さんへ(8/3全校集会の話から)
 「DOUTOR Coffee(ドトールコーヒー)」の創業者である、鳥羽 博道(とりば ひろみち)氏座右の銘で有名になった『因果倶時(いんがぐじ)という言葉があります。

 ”因”は原因の因“果”は結果の果“倶”は倶(そな)わると読み、“時”は一時・同時を示しています。そして、その言葉の意味は、何事にも原因と結果があるものですが、“その果と因はおなじ時に倶わっている”というのです現在の”結果”は過去の”原因”によるものであり、さらに、未来の”結果”は現在の”原因”で決まる。そして、その“因果は同時に具わっている”という事は、結果が出た時(今)の、これからの決意や工夫、自分自身の変化や成長こそが、未来の自分の姿を決定づける大切な事だということです(いつ変わるの?いまでしょ!)
 鳥羽社長は、『因果倶時』に対して、「原因と結果というものは必ず一致するものだ。現在の「果」を知りたいのならば、つまり、現在の自分がどういう位置にあるのかを知りたいと思うのなら、過去の原因を見てごらんなさいということだ。原因を積み重ねてきた結果として今日がある。原因と結果は一致している。そして、未来の「果」を知りたいのならば、つまり、将来自分はどうなるだろうかと知りたいのであれば、今日一日積んでいる原因を見れば分かる。自分自身が毎日、未来の結果の原因を積んでいるということだ。」と、さらに「人生の真理をこれほど厳しく、鋭く突いている言葉はないと思う。この言葉の意味を初めて知った時、一日、一時間どころか、一分、一秒すらおろそかにはできないと、息の詰まるような思いがしたものだ。」と語っていました。
 折しも、今日から(先週頑張って取り組んだ)期末テストの答案用紙が返ってきます。結果だけ・点数だけを見て、「良かった」「ダメだった」だけではなく、何が良かったのか!?何がダメだったのか!? 解答の見直しとともに取組の振り返りをしましょう!
 そして、結果が出た今こそ、毎日の授業に臨む姿勢や家庭学習(予習や復習方法等)を、具体的に、ああしよう・こうしようと決めて、今日から実行していきましょう。今の”因”が、必ず未来の”果”になります!
   令和2年8月3日(月)

加西中学校長 植田 正吾

                             

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