【Tweet青葦(No.16)】『両立』について考える!(*学校長)

【Tweet青葦(No.16)】『両立』について考える!(*学校長)

生徒の皆さんへ(7/27全校集会の話から)
 あらためて「部活動と勉強の『両立』について」考えてみましょう。『両立』とは、方をてると書きます。じゃあ、その高さは同じにするということ!? 例えば、自分に自由な時間が10あるとしたら、その半分の5を部活動に、残りの5を勉強にあてるということ!?(本当にそうなの?そんなの毎日できる?違うよね!)
 昔の人がこんな言葉を残しています。「やるべき事を、やるべき時に、やるべき様にやる」と、何か事を起こすときには『時』を考える事が大切です。部活動の試合の前日は、明日の試合に集中するため、部活動”10″勉強”0”で良いと思う。逆に、テストの前日は、明日のテストに集中するため、部活動”0”勉強”10″になるでしょう。そして、その2つを平均してみれば、部活動”5”勉強”5”になっているでしょう。さらに、部活動の試合で精一杯に頑張れたら、次は勉強だと頑張り結果を出す。勉強で頑張り結果を出せば、次は部活動だと…、文字通り両方が高く高く相乗効果で立っていくのではないでしょうか。
 何事も『時』が大切です。さあ、今日からは放課後の部活動はありません。29日(水)から始まる1学期末テストに向けて、勉強”10″で頑張る時です。1年生は初めて経験する定期テストです。「僕は私は実力で勝負だ!」とか言ってる人はいないでしょうね。最初から実力がある人はいません。努力なしに実力なんて付きません。復習を中心に、自分なりの勉強方法(調整方法)を試してみましょう。2・3年生の皆さん、これまで何度か経験してきましたね。その成功体験や失敗・反省等を活かし、目標と努力事項(やるべき内容)を明確にして取り組むことです。健闘を祈ります!

 【追記】
 部活動と勉強の両立ができる人とは、
 ❶ 高い集中力 ❷ キツイことに耐えられる忍耐力 ❸ 今やるべき事を見つける判断力 を兼ね備えています。
 部活動を引退して、毎日の部活動がなくなれば、その分受験勉強に使える時間が増えます。部活動で1つのことを一生懸命に努力することの楽しさ、素晴らしさを身体で理解した人たちは、変わらず勉強の世界でも結果を残していくと断言できます。
   令和2年7月27日(月)

加西中学校長 植田 正吾

 

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