全校朝集の話から⑮(東播新人壮行会)

全校朝集の話から⑮(東播新人壮行会)

 加西市新人大会壮行会の時、ヴィクトリーナ姫路の竹下佳江さんの話から、負けや挫折から這い上がることは、勝つこと以上に価値のあることかもしれないという話をしました。

 今日は、勝ち・負けについて、次の言葉を紹介します。

 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

 江戸時代の肥前国平戸藩主 松浦静山(まつら・せいざん)の言葉で、ヤクルトや阪神や楽天の監督だった野村克也さんの座右の銘として話題になった言葉です。

 勝負は時の運と言っても、偶然の勝ちはあっても、偶然の負けはないということです。負けるには必ず負ける要素、負ける原因、負ける理由があります。

 勝った・負けたで一喜一憂するのではなく、そこから何を学び取るかが大切です。負けから学ぶことで、次の勝ちにつなぐことができます。

 失敗から学ぶことが大切です。

 さて東播大会では、自分の持てる力を出し切った悔いのない戦い、その対戦から学ぶことのできる戦いをしてください。

 全力を尽くして頑張ってください。

(10月12日の話から)

« »