全校朝集の話から⑥(部活動を締めくくる)
7月23日(木)・24日(金)に3年生の部活動を締めくくる「交流大会」が開催されます。
3年生は、コロナ感染拡大防止の流れを受けて、3月から臨時休校になり、これまで当たり前に行っていた部活動ができない日が続き、その中で、中体連主催の全ての大会、各種のコンクールが中止になりました。これまで、この大会、このコンクールとめざしてきたものが消え、言葉に言い表せないショックがあったと思います。
そんな3年生の気持ちの整理や切り替え、これからの活動につなげるためのステップにする節目として、この「交流大会」があります。この大会には総合体育大会という名前はなく、上につながるわけでもなく、順位を決めるものでもありません。3年生一人一人が、どのように自分の部活動を締めくくるのか、仲間とのかけがえのない時間をどう過ごすのかが問われています。
これまでの部活動では「レギュラーになれた」「試合や発表会で成果が出せた」「上位の大会に出場できた」など一喜一憂してきたと思います。そして、それが大きなモチベーションになっていたと思いますが、この大会では、もっと深いところで、部活動や自分を見つめてほしいと思います。
自分にとって、部活動とは何だったのか?
何のために部活動に励んできたのか?
部活動から学んだもの、得たものとは何なのか?
部活動で共に頑張ってきた仲間とは何か?
仲間から得たもの、学んだものとは何か?
自分の生き方として、部活動をどうとらえているのか?
そんな問いに答えられる「交流大会」にしてほしいと思います。そして、3年生にとって重要な、自分の進路開拓に向けて進めるよう、生活や意識のスイッチ切り替えの節目にしてください。(今年は長い夏休みがありません。ゆっくり時間をかけて切り替えるというわけにはいきません。)
3年生の皆さん、全力を尽くしてください。そしてしっかり締めくくって、悔いのない大会にしてください。
(7月20日の話から)
未分類 2020年7月20日