平和学習(3年生)“如己愛人(自分を愛するように、まわりの人を愛しましょう)

平和学習(3年生)“如己愛人(自分を愛するように、まわりの人を愛しましょう)

 5月15日からの修学旅行を控え、3年生は5月8日に平和学習をおこないました。

講師先生は、永井隆博士の実孫、長崎永井隆記念館館長の永井徳三郎氏をお招きしました。

永井隆博士・・・1908年島根県生まれ、医学博士。放射線医学の研究で被曝(ひばく)し白血病に。原爆では爆心地から約700メートルの長崎医大診察室で被爆。妻を自宅で亡くす。救護活動を続けた後、病床に伏し、2人の子を残して逝く心情や核廃絶の願いを描いた「この子を残して」「長崎の鐘」などを発表。48年にはヘレン・ケラーも見舞いに訪れた。51年5月、43歳で死去した。

博士からのメッセージ

・原子爆弾は長崎でおしまい!長崎がピリオド!平和は長崎から!(「平和塔」より)

・いとし子よ、夢を持て!美しい夢を持て!夢はただ一つ、一生一つの夢を追え!(「いとし子」より)

・戦争はおろかなことだ!戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである。(「花咲く丘」より)

・敵も愛しなさい。愛し愛し愛し抜いてこちらを憎むすきがないほど愛しなさい(「平和塔」より)

【生徒感想より】

・自分は戦争、原爆を甘く考えていました。…永井さんなど苦しみながら、私たちに残してくれたものを大切にしていきたいと思いました。この修学旅行で平和について見つめることができたらいいなと思います。

・「クラスや学校など小さな場所でも平和じゃなかったら、世界レベルという大きな平和なんか訪れるはずがない」という言葉に本当にその通りだと思いました。

・私が世界を変えるなんて大きなことはできないけれど、まずは周りの人を愛したり、自分にできる小さなことをやって、それを周りの人たちに広げていければいいなと思います。

 

 

 

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