【Tweet ”らかん”(No.5)】AIを使いこなす人になるための”3C”!(*学校長)
生徒の皆さんへ(6/13・20全校朝集の話より)
皆さんが社会で活躍する10年・20年後をめざして、社会は様々な目標であったりチェックポイントを設けています。こんな言葉を知っていますか?
【問1】「SDGs」(2030年までに達成すべき“持続可能な開発目標”)
【問2】「Society5.0」(2030年をめどに具体化するのが目標である“超スマート社会”)
【問3】「シンギュラリティ」(2045年に到来すると予想される技術的特異点=“人工知能が人類の
知能を超える転換点”)
《補助問題》「AI」(人工知能= artificial intelligence〈アーティフィシャル・インテリジェンス〉)
イギリスのオックスフォード大学の研究によると、今から12年後の2034年は、人類の仕事の約50%が人工知能または機械によって代替され消滅すると予測しています。
そのような時代に生きる皆さんは、「AIに使われるのではなく」「AIを使いこなす人にならねばなりません!」AIが得意とするものは、「記憶力」や「計算力」といった『見える学力=認知能力』です。私たちは、真っ向からAIに勝負するのではなく、「基礎学力」「基礎体力」「基礎モラル力」を身に付けておくことが大切です。さらに、AIが不得意とする力『非認知能力=見えない学力=人間力』に磨きをかけましょう!
では、”非認知能力”にはどのようなものがあるのでしょうか。たくさん思い浮かびますが、学校生活の中で鍛えれる力としては、以下の3つが考えられます。それは…、
❶「正解のない問題に挑戦できる力=Challenge」
❷「多様な他者と協働できる力=Collaborate」
❸「新しい価値を創造できる力=Create」
❶から❸の頭文字はすべて「C」ゆえ「3C」と名付けますね。我が愛する北条中学生の皆さんには、この“3C”を鍛えて欲しいと願っています。「北条中3Cプロジェクト」のスタートです!
北条中学校長 植田 正吾 |
2022年6月20日